STEM/STEAM教育推進等教育手法の取り組み
STEMは、科学(Science) 、技術(Technology) 、工学(Engineering) 、数学(Mathematics)の各教科における学習を実社会での問題発見・解決に生かすために横断的に学ぶ創造的教育モデルです。日本の学校教育では、2020年からSTEMの考え方が取り入れられています。
当財団は、日本でSTEM教育が広まる前の2015年から、ボーイング社の支援を受け、アメリカのシアトル航空博物館の学芸員との協力により、航空宇宙に焦点を当てた「ボーイングSTEMプログラムinジャパン」という日本では先駆的なSTEMプログラムを子どもたちに提供しています。
そして、科学技術館では毎年秋に、ボーイング社からの支援を受けて、「科学技術館・航空宇宙STEMワークショップ」を開催しています。
2023年のワークショップでは、小中学生200名が参加し、実験名人である米村でんじろう先生による飛行機に関するサイエンスショー、グライダーの工作を通じて翼と揚力の関係を学ぶ活動、そして惑星探査機の操作体験を行うワークショップが実施されました。
このように、私たちは科学技術にかかわる様々なステークホルダーと連携を取りながら、今後もSTEM/STEAM教育を含む新しい教育手法に取り組んでまいりたいと思います。