科学技術館の運営

科学技術館は、様々な分野の産業技術や基礎科学をテーマにした博物館です。参加体験型の展示やワークショップを通じて、理科好きの子どもたちを増やし、理系を志す青少年の裾野を広げる活動を推進しています。

科学技術館は産官学の総意によって建設され、1964年4月に開館しました。そして、2024年をもって60周年を迎えます。これまでに3,000万人を超える来館者をお迎えし、我が国の産業と科学技術に対する関心と理解の増進に努めてきました。

わたしたちの生活をちょっとふりかえってみると、いろいろな科学や技術の積みかさねがあることに気がつきます。科学技術館は、身近な科学の不思議や魅力、科学を利用して技術を発展させてきた営みをさまざまな展示とワークショップによって紹介しています。

展示は、見て・触って・からだ全体を使って体感し、自分の知識や興味に応じて楽しみながら科学と技術に興味・関心を深めていただけるようになっています。

科学技術館の活動

常設展示

科学技術館の常設展示室は、産業界や研究機関などの出展協力を得て運営しています。参加体験型展示を中心に、子どもたちの好奇心や探究心、創造性を育むことを目的として、産業やものづくりなどの科学技術に関する様々なテーマを扱っています。

ワクエコ・モーターランド
「ハイブリッド・スケルトンカー」
ニュー・エレクトロホール〈サイバー・リンク〉
「『情報の世界』を旅する」
ワークス「でっかいしゃぼん玉」
サウンド「 ジャンボ・ピアノ」

展示の解説・実験工作の実演

展示を楽しみながら理解できるように、スタッフによる展示解説や実験ショー、工作教室などの実演プログラムを開催しています。

実験スタジアムR「光と色のじっけん室」
ワークス「楽しい科学」

特別展

春休みや夏休み期間を中心に、年度ごとの申請により補助金、助成金を得て、業界団体、研究機関、企業、大学等の協力により特別展やイベントを開催しています。

2023年夏休み特別展「スポーツを科学する」
「夏休み石炭実験教室」
2023年夏休み特別展「 学ぼう気象⇔防災」
2023年夏休み特別展「学ぼう気象⇔防災」

展示物貸出(巡回展示物)

「楽しい科学をもっと多くの子どもたちに」を基本理念に、全国の博物館や科学館、児童館などに様々な分野の体験型科学展示物を貸し出す巡回事業を行っています。

科学捜査展 ♯SEASON2