「自転車広場」夏休み自転車子ども相談、自転車科学教室、展示解説ツアー
「自転車広場」展示室を出展いただいている日本自転車普及協会とのさらなる協力体制のもと、昨年度に引き続き、今年度も館内にて自転車に関するさまざまなイベントを開催しました。今回も多くの方々に来場いただき、自転車の世界にたっぷり親しんでいただきました。

身近な自転車と、さらに親しくなる機会に
科学技術館2階「自転車広場」展示室は、自転車文化センター(東京都品川区)の外部展示室という位置付けでもあります。当財団・科学技術館は、同センターを運営する一般財団法人日本自転車普及協会からさまざまなご助力を得ていますが、2025年夏はさらなる協力体制で、自転車に親しんでいただく機会を設けました。
8月1日(金)と22日(金)には、自転車に関する著書もある学芸員の森下昌市郎さんによる「『自転車広場』夏休み自転車こども相談」として、展示室前で自転車に関する質問を、大人からのものも含めて受け付けました。

科学教室、展示解説ツアーも大好評
また、8月12日(火)には、昨夏に続き、センター主催の「夏休み『自転車科学教室』」を科学技術館4階「実験スタジアム」で開催いただきました。「自転車はなぜ倒れないの?」といった疑問に対して、科学技術館の実験道具も使って学べる教室でした。
加えて、相談や教室の間の時間に三日とも、森下学芸員による「自転車広場」展示解説ツアーが開催されました。自転車技術史の変遷をはじめとするさまざまな見どころを、専門家が熱を込めて紹介する貴重な機会で、こちらも夏休みの自由研究などの題材としても活用いただけたものと思います。
〈科学技術館運営部 松浦 匡〉