夏の花 | セミ | |||
クサギ キョウチクトウ |
サルスベリ | ヒマワリ | ハスの花 カイツブリ |
鳴くニイニイゼミ ニイニイゼミの羽化 ぬけがら |
セミ | トンボ | |||
アブラゼミ クモとアブラゼミ |
アブラゼミの大群 死体 |
セミヤドリガ ミンミンゼミ |
ツクツクボウシ ぬけがら |
ウチワヤンマ |
トンボ | チョウ・ガ | |||
ウスバキトンボ | アオスジアゲハ | モンシロチョウ スジグロシロチョウ |
サトキマダラヒカゲ コミスジ |
ムラサキシジミ ムラサキツバメ |
チョウ・ガ | 甲虫・バッタ | |||
ビロードスズメ | オオスカシバ モンクロシャチホコ 交尾 |
ヤママユ | アオドウガネ ショウリョウバッタ |
ハラビロカマキリ |
クサギ キョウチクトウ | |||||
|
|||||
真夏の太陽を浴びて、クサギやキョウチクトウの花が咲いていました。赤い花にはクロアゲハなど、黒色のチョウがよく訪れます。 |
サルスベリ | ||||
|
||||
夏の花といえば、サルスベリを思い出します。公園ではあちこちにサルスベリの花が咲き、ハチ、アブ、チョウなどいろいろな虫たちが活動していました。 |
ヒマワリ | ||||
|
||||
真夏の太陽のように大きく輝くヒマワリの花も夏の代表です。 |
ハスの花 カイツブリ | |||||
|
|||||
公園の池では、ハスの花が水面に美しく映えていました。その辺りを水にもぐっては浮き、また水中へもぐる、をくり返すカイツブリの姿がありました。 |
鳴くニイニイゼミ ニイニイゼミの羽化 ぬけがら | |||||
|
|||||
チーチーと鳴くニイニイゼミは小型のセミで、7月初めから姿を現していましたが、8月にもまだ見つけられました。ぬけがらは小さく、泥がついています。 ところで、セミの羽化はふつう夕方から夜に行われますが、なんと、この日は昼の11時50分ごろ、背中が割れて宙返り中(まさにイナバウアー!)の羽化を観覧。さらに、13時ごろには殻から出て、立派なセミが誕生しました。 |
アブラゼミ クモとアブラゼミ | |||||
|
|||||
まるで油紙のようなはねの大型のアブラゼミが、木の幹に針状の口を差し込んでいました。また別の木では、なんと大きなアシダカグモがアブラゼミをおさえこんでいるのを発見!!シャッターチャンスとばかりに接近してカメラにおさめました。 |
アブラゼミの大群 死体 | ||||
|
||||
木の上を見上げると、10mくらいのところに、なんとアブラゼミの大群がべたべたとまっているのを発見。望遠レンズでその様子をとらえました。 地面には、動かなくなったセミの死体もよく見つかりました。アリがせっせと集まってきていました。 |
セミヤドリガ ミンミンゼミ | |||||
|
|||||
はねが透明で大型、緑色の鮮やかなミンミンゼミもさかんに「ミーンミンミンミーン」と鳴き続けていました。はねをひろげ、腹部を上下に動かして鳴いている姿をカメラにおさめました。ミンミンゼミとアブラゼミは、大きさが同じくらいです。セミのぬけがらを比べてみるとアブラゼミの方が色が濃く、触角のつくりにも差がありました。 ミンミンゼミの腹部に白い虫が5匹もくっついているのを発見しました。これはセミヤドリガという寄生蛾の幼虫です。(自然との出会い36号参考) |
ツクツクボウシ ぬけがら | ||||
| ||||
「オーシンツクツク オーシンツクツク・・・オヒーヨース オヒーヨース」をくり返すツクツクボウシは、小型ではねが透明です。ほかのセミより少しおくれて7月下旬くらいから多くなり、8月いっぱい夏の日が過ぎるのを惜しむかのように、鳴いています。ぬけがらは細長く、区別がつきます。 |
ウチワヤンマ | |||||
|
|||||
大型のウチワヤンマは、夏のトンボの代表です。池の周辺の木の枝の上に、体を水平にしてとまっています。また、木の花の上 にとまっているウチワヤンマも発見しました。しかし、これは花の蜜を吸いに来たのではありません。 |
ウスバキトンボ | ||||
|
||||
夏の盛りに草地の上を群れ飛んでいるのは、ウスバキトンボです。よくアカトンボとまちがえるようですが、アカトンボよりひとまわり大きく、その名のように淡黄色で、うしろばねが広く大きいトンボです。南方系のトンボで、冬は水の中でヤゴは死んでしまうそうです。 |
アオスジアゲハ | ||||
|
||||
木の花やヤブガラシなどの花には、次から次とアオスジアゲハが飛来していました。アオスジアゲハの青色はとても鮮やかで飛び方も速く、花から花へと移り飛びます。 |
モンシロチョウ スジグロシロチョウ | ||||
|
||||
夏の頃は、白いモンシロチョウの姿は少なくなっていますが、それでも公園の草地の上を、イヌガラシなどの幼虫の食草を求めてメスが飛んでいました。する と、すぐそばに白いチョウですが、黒いスジのあるモンシロチョウとは別種の、スジグロシロチョウもイヌガラシを求めて飛来しました。 |
サトキマダラヒカゲ コミスジ | |||||
|
|||||
公園の木立のなかで、木の幹にとまっているサトキマダラヒカゲを見つけました。 黒に三つの白いスジのあるコミスジも飛んできました。 |
ムラサキシジミ ムラサキツバメ | |||||
|
|||||
紫色の美しいはねを開いてとまっているムラサキシジミを発見、撮影しました。近年、東京にも南国から進出してきたムラサキツバメの幼虫も、マテバシイの 新芽で見つけました。 |
ビロードスズメの幼虫 | ||||
|
||||
ノブドウの葉でまるでヘビ(マムシ)のようにも見える、スズメガの幼虫を発見しました。これはビロードスズメというガの幼虫です。目のように見える部分は目ではなく眼状紋です。敵をおどすのに役立つようです。 |
オオスカシバ モンクロシャチホコ 交尾 | ||||
|
||||
まるでハチのように、はねの透明なガの仲間のオオスカシバが草にとまっていました。いつも速く飛びまわっているオオスカシバが妙におとなしいです。まだ羽化して間もないオオスカシバのようで、近接してカメラにおさめました。 一体これは何? これはモンクロシャチホコというガが交尾をしている姿でした。 |
ヤママユ | ||||
|
||||
昨年夏に山で採集したヤママユが産卵したので、植木鉢の中へ入れて冬を越させると、春には小さな幼虫が孵化しました。それを飼育して深緑色の美しいマユをつくり、そしてこの夏、いよいよ大きく立派なヤママユが羽化しました。(幼虫は自然と友だち43号を参照) |
アオドウガネ ショウリョウバッタ | |||||
|
|||||
公園の木の葉に緑色の甲虫が交尾をしていました。アオドウガネという虫です。この虫は最近よく見られるようになった甲虫です。 草地には体の細いショウリョウバッタの成虫も見られました。 |
ハラビロカマキリ | ||||
|
||||
その名のように、腹の広いハラビロカマキリを見つけました。まだはねのない幼虫ですが、ふつうは緑色系の個体が多いようです。ところが、茶褐色のハラビロカマキリも見つけたので、並べてカメラにおさめました。 |
『自然と友だち』バックナンバーはこちら 『北の丸公園の自然HP』バックナンバーはこちら 『自然との出会いHP』バックナンバーはこちら |