【キビタキの撮影】 | |
2019.5.8 | |
有賀峠の辰野町と諏訪市の境にある、個人が管理している「新発地庵」の庭園内の池に毎年カワセミが来ていたので、今年も来ているかと出かけましたが、来ておらず、代わって羽の美しいキビタキが沢山来ていました。警戒心か強く50メートル程離れた庭木の陰に座り込んで2時間ほど根気よく撮影をしました。羽のきれいなオスと、時折羽の地味なメスが見えました。 | |
【イカル】 | ||
2019.5.20 | ||
5月8日にキビタキが来ているというので撮影に行った有賀峠の新発地庵に、今度はイカルが来ているというので再度出かけました。ヤマガラやシジュウカラのために用意したヒマワリの種の餌台にイカルが見えるようになり、なかなか気性が強く、太く頑丈な嘴で相手をつつき追い払うので、ヤマガラやシジュウカラは近づけなくなったと言います。撮影している間にも数羽が餌場で激しいバトルを繰り返していました。隙を見てヤマガラが来ましたが、すぐに追い払われました。 | ||
【小鳥の親子】 | |
2019.5.26 | |
小鳥たちの巣立ちが終わったのか、庭に雛鳥を連れた小鳥がやってくるようになり、親鳥が雛鳥に餌を口移しで与える様子が見られるようになりました。雛鳥は、足元に餌があっても拾おうとせず、親鳥の後を付いて歩き、羽根を震わせ餌をねだります。スズメの雛鳥は、口のまわりが黄色く、親鳥が餌をあげる目印になっています。そんな雛鳥に親鳥は餌を啄んでは、大きく開けた雛鳥の口の中に差し入れます。 はじめはスズメの親子でしたが、近くでこれを見ていたカワラヒワの親子が、同じように口移しで餌を与える様子も見られるようになりました。 3メートルほど離れた家の中から、ガラス戸越しにとっさの撮影でしたが、実に微笑ましい光景でした。 |
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【アリが獲物を運ぶ】 | |
2019.5.23 | |
絨毯の上を、歩きにくそうに一匹のアリが、獲物を咥えて運んでいます。よく見ると、咥えているのはハチの死骸のようです。自分の体より大きく重そうなのに、引っ張ったり咥えたりしながら、一生懸命運んでいますが、ここは家の中、巣はどこにあるのでしょう、どうやってこれを外の巣まで運んでいくのでしょう、大変な仕事だと感心しています。 | |
【ハナイカダ】 | |
2019.5.10 | |
木曽の奈良井宿に「花いかだ」と言うしゃれたお店があり、店の前にハナイカダの木が植えられていて、葉の真ん中に黒い実がなっていました。何故葉の真ん中に実がなるのか不思議に思い、是非葉の上に咲く花を見たいと思っていたところ、知人がハナイカダがあるというので取り寄せてもらいました。ハナイカダには雌雄の木があり、花は全く違った花が咲くというので、両方を取り寄せてもらい、日当たりのよい窓際に置いたところ花か咲きました。いずれも葉の真ん中に蕾みがつき小さな緑の花を咲かせました。昆虫が花粉の媒介を行うのでしょうが、昆虫が来ていないので、試みに細い筆の先でオシベの花粉をメシベに付けてみました。結実してくれるのを期待しています。 | |
【田植えの時期】 | ||
2019.5.12 | ||
田舎道を歩くと、水田の田植が盛りです。ほとんど機械による田植で、手植えの光景は見られません。山道には、黄色いヤマブキの花が、道にせり出すように咲いており、目を上げて山肌を見渡すと、芽吹き色の異なる木々の繁みの中に、白いヤマザクラの花が咲いているのが見られます。一方注意して草むらを見て回るとアゲハチョウが食草を探して産卵していたり、ベニシジミが2頭求愛している様子、またゆっくりと上下に舞うコミスジや、テリトリーを守って素早く飛び回るコツバメ、ハルジオンの花で吸蜜しているウスバシロチョウとツマキチョウなどを見ることが出来ます。ウスバサイシンの咲く林の中で2年前に一度見かけたヒメギフチョウは、その後一度も見ることが出来ませんが、逆に昨年はほとんど見られなかった、あの羽根模様の艶やかなクジャクチョウが、今年は何頭か見られたのは嬉しいことです。これから日増しに自然の花や昆虫などが見られるようになりますので、野山歩きが楽しくなります。 | ||
【5月の庭の花−色違い】 | |
2019.5.16 | |
庭の花が賑やかになってきましたが、同じ花の名前でも色違いの花が咲いているのに関心が集まっています。 | |
1.フジの仲間 紫 |
白 |
2.ツツジの仲間 黄 |
赤 |
3.エンレイソウの仲間 紫 |
白 |
4.イカリソウの仲間 紫 |
赤と黄色 |
5.クレマチスの仲間 紫 |
白とピンク |
【ツクバネの花】 | |
2019.5.17 | |
正月の羽根つきに使う「ツクバネ」に似た実を付ける「ツクバネの木」は、雄、雌の株があり、それぞれ別な花が咲くというので、興味があり山道でツクバネの木を探し写真に撮りました。雌花は蕾のうちからすでにツクバネの形をしていました。 | |
雄花 |
雌花 |
雄花(上)と雌花(下) |
秋になるとこんな実が出来る |
【ギンリョウソウ】 | ||||
2019.5.27 | ||||
南箕輪村大芝高原の松林の中で、今年もギンリョウソウが沢山見られるというので出かけました。真夏日の暑い日でしたが、林の中は涼しくギンリョウソウの白い花は、またの名をユウレイソウの名にふさわしく、薄暗い林の中でひっそりと沢山涼しげに咲いていました。腰を下ろし冷たい飲み物を飲みながらゆっくりと撮影が出来ました。 | ||||
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