自然と友だち


今年も自然とのふれあいを

 あけましておめでとうございます。今年も頑張って、楽しい写真をお届けしたいと思います。例年、冬の間はいろいろ小鳥たちが来てくれて楽しいふれあいができましたが、今年は小鳥がまったく姿を見せません。小鳥仲間に聞いても、どこにも小鳥が見えない、とのことで、少し心配です。


撮影・解説:加納巌

加納さんに質問やメッセージをどうぞ。
http://www3.jsf.or.jp/mlmaster/



 

家の中にいたモンシロチョウ 雪と椿 ガラスに付く氷の結晶 シジュウカラ エナガがやってきた
家の中にいたモンシロチョウ 雪と椿 ガラスに付く氷の結晶 シジュウカラ エナガがやってきた
スズメの水浴び 町の保存樹木−柿の木 正月の花3題
スズメの水浴び 町の保存樹木−柿の木 正月の花3題



 





【家の中にいたモンシロチョウ】
2018.12.13
町内の方から「家の中にチョウチョがいるけれど、どうしたらよいか」という電話があり、早速見に出かけました。旧家の大きな家で、キッチンの壁にいたのは、羽化したばかりと思われる翅の少しも傷んでいないモンシロチョウでした。家の中のどこかで蛹になっていて、暖房で部屋が暖かくなったので羽化して出てきたのでしょう。話をしてチョウを預かり家に持ち帰り給蜜をしてあげしました。暖かいサンルームの中、他のチョウと一緒に花の中で遊ばせることとしました。


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【雪と椿】
2018.12.17
今冬初めての積雪、庭の椿が雪化粧、一枝折って窓際に活け、一輪をアップで撮ったら、花びらの一枚に小さなシャクトリムシがいました。この季節によく生きていると感心しました。


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【ガラスに付く氷の結晶】
2018.12.25
朝の気温がマイナスになると、硝子戸のガラス面に氷の結晶が現れます。陽が射してくるとアッという間に溶けてしまいますが、その瞬間様々な美しい模様を見せてくれます。
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【シジュウカラ】
2018.12.25
今日は朝からシジュウカラがつがいでやってきて、窓際にある餌篭のヒマワリの種を啄んでいました。窓辺には小鳥の置物が置いてありましたが、シジュウカラはこれには全く関心を示さず、何度もやってきて、ヒマワリの種を咥えては飛び去りました。シジュウカラに真似てスズメもやってきたり、庭の餌台にはヒヨドリもやってきていました。


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【エナガがやってきた】
2018.12.26
昼下がり、庭にエナガが数羽やってきて、餌台の熟し柿を食べようとしたら、スズメが2羽やってきて、此処は俺たちの餌場だと言わんばかりに、エナガを追い払いました。折角やってきたのにと思いましたが、やっぱり先客の意地でしょうか。


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【スズメの水浴び】
2019.1.5
穏やかな正月、朝の最低気温−3度の風もない昼下がり、庭に来たスズメたちは温水を入れた水皿で盛んに水浴びを始めました。1羽が来て水を飲んだあと水浴びを始めたら、2羽、3羽、4羽、5羽と入れ替わりに水の中に飛び込み、元気よく水しぶきを上げながら水浴びをしました。気持ちよさそうで一旦水から出た後再び水に入って水浴びを繰り返すスズメもいました。暫く水皿の周りは水浴びをしようとするスズメで賑わいました。


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【町の保存樹木−柿の木】
2018.12.13
辰野町新町にある、町の保存樹木「松田家の柿の木」には、真っ赤に熟れた柿の実が沢山、数珠なりになって初冬の陽を浴びています。町の指定木ということで実を採る人はなく、野鳥が沢山集まって来て実をついばんでいます。


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【正月の花3題】
2019.1.1

12月、霜が降り小雪のちらつく中で、咲かせたコヒガンザクラ、細い枝先に淡いビンクの蕾みを着けた枝を採ってきて、正月の花にと家の中で管理してきました。
“桜花爛漫”の春の華やかさはありませんが、少し小ぶりの花を枝先に数輪ずつ咲かせ、この時期珍しい桜花の正月花となりました。
椿
光沢のある濃い緑の葉、見事に咲いた白い花姿をそのままに、ポトリと散らす椿、無情を感じ、このまま外では花びらに茶色の傷みが生ずるので、蕾みのある一枝を折ってきて家の中に活け開花を待ちました。
堅い蕾みと開花した一輪の花、正月の良い飾り花となりました。

“梅一輪、春の暖かさかな”
昨年甲府の不老梅園で購入してきた緑の花の鉢植えの梅、正月に咲かせようと家の中で温度管理をしながら見守ってきた甲斐があり咲きました。
“こち吹かば、匂い起こせよ梅の花 主なしとて春な忘れそ”


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