自然と友だち


野鳥とのふれあい

 暖冬から、一転して厳しい寒波の襲来、雪も降りましたので、ようやく小鳥たちが庭にやってきました。種類、数ともに少ないですが、小鳥たちが姿を見せたのでホッとしています。そんな小鳥たちの様子をお届けいたします。


撮影・解説:加納巌

加納さんに質問やメッセージをどうぞ。
http://www3.jsf.or.jp/mlmaster/



 

メジロたちがやって来た シジュウカラと仲良しになる 2015年度 冬・庭の小鳥 2015年度 冬・家の中の小鳥 寒中の蝶
メジロたちがやって来た シジュウカラと仲良しになる 2015年度 冬・庭の小鳥 2015年度 冬・家の中の小鳥 寒中の蝶
寒中にミミズが這い出す 赤い実と氷 異常寒波 山火事 諏訪大社の御柱ご用材
寒中にミミズが這い出す 赤い実と氷 異常寒波 山火事 諏訪大社の御柱ご用材



 





【メジロたちがやって来た】
2016.1.22
 待望のメジロが今冬始めて庭に姿を見せました。1羽だけですがカメラを向けても逃げませんので、これまで来ていたメジロかと思われます。今日は下見で、仲間を沢山連れてきてくれれば良いと思います。さらに今日はシロハラも初見えで、同じ仲間のツグミやムクドリと共に柿を啄んでいます。
シロハラ
ツグミムクドリ
毎日やってくるムシクイの仲間はメジロと大きさもほぼ同じ、横止まりの格好や逆さになって餌を食べるポーズが似ています。


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【シジュウカラと仲良しになる】
2016.1.26
 今日は、シジュウカラが家に中に入ってきて、テーブルの上の餌作りをしていた私の側に寄ってきました。“よくきたね、ゆっくり食べな” と声をかけると、暫く私の顔を見ていて外へ出て行きました。野鳥と仲良くなったことに嬉しく、楽しい一時でした。(リモコン撮影)


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【2015年度 冬・庭の小鳥】
 例年なら12月下旬から庭に小鳥がやってきていましたが、今年は暖冬ということで、正月が過ぎるまで小鳥はやってきませんでした。ところが小正月になって一転厳しい寒波の襲来、雪も降ってようやく小鳥たちが姿を見せるようになりました。種類、数共に例年より少ないが、小鳥が見えてホットしました。庭に餌台を設置、それぞれの小鳥用の餌も用意してあげました。 例年4月上旬まで小鳥たちは庭にやってきていましたが、今年はどうなることでしょう。少しでも多くの小鳥が長く庭で遊んでくれるのを期待しています。現在までに見えた小鳥の写真を並べてみました。
雪の中のスズメヒヨドリ
ムクドリとメジロツグミ
シロハラとメジロシジュウカラ
ヤマガラジョウビタキ メス
ジョウビタキ オス ルリビタキ メス コゲラ
エナガ メジロ ムシクイの仲間
昨冬は見えたが、今冬は見えない小鳥はトラツグミ、ヒレンジャク、シメ、カワラヒワ、モズ、コジュウカラ、キジバトなどです。


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【2015年度 冬・家の中の小鳥】
 庭に来た小鳥のうち、例年来ていたと思われるメジロは、躊躇することなく、少し窓を開けると家の中へ入ってきます。これに倣って他の小鳥も家の中に入ってくるようになりましたが、その種類も数も今年は例年より少なく、一寸寂しい気がいたします。でも警戒心の強い野鳥が、家の中に入ってきて、テーブルの上に用意した果物やパンなどを、人の見ている前で食べたり、夕方に入ってきた小鳥が家の中に泊まって、止まり木で休み、夜になってテーブルの上に灯りを点けると、出てきてお夜食までするのは、通常考えられないことです。
 出来るだけ余分な干渉をしないよう、自由に行動をさせ、それをそっと見守るようにしています。
止まり木で休むメジロ
テーブルの上で食事するメジロ
スタンドの灯りの下でお夜食
メジロに倣って家の中に入ってくるシジュウカラ、ヤマガラも、テーブルの上で昼はヒマワリの実を啄み、夜は果物等を食べます。
庭に沢山来るスズメは、極く稀に他の小鳥につられて入ってきます ジョウビタキが何故家の中に入ってきたのか
やはりメジロにつられて入ってきたのでしょう
窓を10センチ以上開けると、体の大きなヒヨドリやシロハラが入ってくることがありますが、部屋の中を荒らすので注意しています。
家の中に入ってきたヒヨドリ シロハラ
雪が降り、外を出歩くことが出来ないので、家の中で小鳥とのふれあい、観察をしていますが時にはこんな場面もあり、退屈せず楽しんでいます。
シジュウカラとお話招きざる客 ヒヨドリとにらめっこ
撮影中のカメラに止まるヤマガラ 腕に来て止まったメジロ


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【寒中の蝶】
2016.1.22
 雪は降ったが、日中の陽射しは暖かく、サンルーム内の温度は20度を超えているので、越冬中の蝶(キタテハ)が2頭舞い出しました。吸蜜の後、花やカーテンに止まって翅を休めています。


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【寒中にミミズが這い出す】
2016.1.11
 暖冬といっても寒の入りの1月11日「成人の日」。外はマイナス4度、サンルーム内のビニールカーペットの上に、1匹のミミズが這い出してきました。花鉢から這い出したと思われますが、窓から射し込む朝陽に、縞模様がくっきりと浮かびましたので写真に撮り、その後花鉢に返してあげました。


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【赤い実と氷】
2016.1.19
 雪と寒気で、庭の赤い実についた水滴が、小さな氷のツララとなって、淡い陽の光に光っていました。
サンシュユの赤い実
ヒヨドリジョウゴの赤い実
オオカメノキの赤い実


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【異常寒波】
2016.1.25
 暖冬から一転して異常寒波の襲来、奄美大島では115年ぶりの降雪とか、当地では朝の最低気温がマイナス12度、日中でもマイナスの真冬日、我が家の軒先にはツララが、4日間で1メートル近くにまで垂れ下がりました。日中の気温が上がらないのでこのツララ、落ちそうでなかなか落ちません。
一方家の中でも、ガラスについた氷の結晶が、陽が射して暖かくなるまで消えません。綺麗な美術模様です


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【山火事】
2016.1.14
 小正月の1月14日、14時30分、近くの山林で山火事が発生。山肌に白煙が上がる。
 1キロほど離れたところで撮影。水の便は全くなく、車の上がれる道もい無いため、消防車が何台も駆けつけるも放水は全く不能、煙は風向きから麓の人家の方にも流れる。
 ヘリの出動を要請、4キロ程離れた荒神山たつの海(ため池)から水をくみ上げ、空からのピストン撒水が行われ、次第に火の気は弱まり、17時にはほぼ鎮火。
山肌に白煙が上がる
煙が人家の方に流れるねぐらがあるのか煙の中をトビが舞う
下見のヘリが飛んできた撒水ヘリが到着
空からの撒水がピストン往復で行われ、火の勢いが次第に弱まる


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【諏訪大社の御柱ご用材】
2016.2.3
 今年は『御柱(おんばしら)祭』の年、諏訪大社の「御柱ご用材」は、辰野町横川の国有林から伐り出され、現在この地区の「かやぶきの館」横の広場に安置されていますので、写真を撮ってきました。本宮と前宮のご用材の大きさは、次の通りとされています。
宮別一の柱二の柱三の柱四の柱
本宮3.353.152.802.50
前宮3.272.932.702.45
一之柱だけでも、太さ周囲3メートル余、長さ18メートル、重さ約10トンになるこの巨木8本が、4月2日から始まる「山出し曳行」の出発点、茅野市玉川までおよそ40キロ、何時、どのようにして運ばれるのか見物なので、是非撮影に行きたいと思います。撮影出来ましたらお届けいたします。


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