高山蝶に出会える岳沢 | 高山蝶 | |||
高山蝶に出会える岳沢 | クモマベニヒカゲ タカネキマダラセセリ |
オオイチモンジ | コヒオドシ 幼虫 蛹 |
コムラサキ シータテハ |
高山蝶 | 野鳥 | 野猿 | ||
キベリタテハ | オオウラギンスジヒョウモン コヒョウモン |
ヒメシジミ オオチャバネセセリ |
ホシガラス ウグイス マガモ |
野猿 |
高地の草木 | ||||
ケショウヤナギ 白い綿毛 |
マイヅルソウ ゴゼンタチバナ |
オトギリソウ ヤマトリカブト |
ミヤマオダマキ カラマツソウ |
クガイソウ クルマバヒヨドリバナ |
高地の草木 | ||||
マルバダケブキ シシウド |
クルマユリ ウバユリ |
センジュガンピ ギンリョウソウ |
||
高山蝶に出会える岳沢 | ||||
|
||||
高山蝶は、上高地の梓川沿いにも、オオイチモンジ・コヒオドシなどが見られますが、もっと高い岳沢など(2,000〜2,500メートル)に登らないと出会えないタカネキマダラセセリ、クモマベニヒカゲなどがいます。なんとしても、このチョウたちの姿を撮影したく、一歩一歩山道をふみしめてがんばりました。 |
クモマベニヒカゲ タカネキマダラセセリ |
|||||
|
|||||
2,000〜2,500メートルの岳沢まで登って、やっとタカネキマダラセセリと、クモマベニヒカゲを発見、まさに高嶺の花を訪れているその姿を撮影できました。 |
オオイチモンジ | ||||
|
||||
このチョウは高山(1,500メートル以上)に行っても、そう多く出会うことはむずかしいチョウです。上高地は法的に採集禁止になっている地域で、オオイチモンジの姿を多く見ることができます。カメラマンにとっては、絶好の撮影場所です。 |
コヒオドシ 幼虫 蛹 |
||||
|
||||
コヒオドシも高山蝶です。幼虫はホソバイラクサの葉を食べ、あたりには蛹も見つかりました。そして、今朝羽化したばかりの成虫の姿もとらえました。 |
コムラサキ シータテハ |
||||
|
||||
コムラサキのオスは、その名のようにはねを開くと、紫色の輝きを見せてくれる美しいチョウです。このチョウは平地でも見られますが、幼虫の食樹であるヤナギの多い上高地では、数多くみることができました。 シータテハは、平地のキタテハというチョウに似ていますが、はね裏面のCという銀文字で区別できます。 |
キベリタテハ | ||||
|
||||
亜高山帯に見られる、はねのへりが黄色いキベリタテハは、成虫できびしい冬を越します。春に目覚めて活動をはじめますが、なんと、7月の下旬でもまだ生きて活動していました。 はねのへりの黄色は、すっかりあせて、シロベリタテハといいたいほどの姿でした。人の汗にひかれて帽子やシャツにとまりました。 |
オオウラギンスジヒョウモン コヒョウモン |
||||
|
||||
夏の高山の花には、いろいろな種類のヒョウモンチョウが訪れます。オオウラギンスジヒョウモンとコヒョウモンに出会え、カメラにおさめることができました。 |
ヒメシジミ オオチャバネセセリ |
|||||
|
|||||
山地の草地には、小さなシジミチョウやセセリチョウが見られました。平地ではヤマトシジミがよく見られますが、ここ山地ではヒメシジミが舞っていました。また、平地ではこの頃あまり見られなくなったオオチャバネセセリも見つかりました。 |
ホシガラス ウグイス マガモ |
|||||
|
|||||
今までにも出会ったことはありますが、いつもその姿を撮りそこなっていた、念願のホシガラスに出会え、カメラにおさめました。 また、木の上で鳴いていたウグイスに近づいて、ホー・・・と鳴きはじめると同時に、カメラのシャッターをきり、口を開けている姿が撮れました。 上高地には一年中見られるマガモも、今回は子連れの姿を見せてくれました。 |
野猿 | ||||
|
||||
5月のときにも多くの野猿に会いましたが、夏の上高地は野猿の家族も増え、親子連れの野猿の姿をカメラにおさめることができました。 |
ケショウヤナギ 白い綿毛 | ||||
|
||||
夏の上高地に、雪のようなものが木の上の方から降ってきます。・・・落ちている白いものは、ふわふわとした綿毛に包まれていました。高い木の上を見上げると、木の枝先に白い綿毛がびっしりついているのを見つけました。 |
マイヅルソウ ゴゼンタチバナ | ||||
|
||||
深山の山道でマイヅルソウを発見しました。上の方へ行くにしたがって、白い花をつけたマイヅルソウも見られました。ゴゼンタチバナも上の方では、白い花がついていました。秋には真っ赤な実がつきます。 |
オトギリソウ ヤマトリカブト | ||||
|
||||
山道の日当たりのよい草地で黄色い花のかわいらしいオトギリソウを見つけました。 有毒で有名なヤマトリカブトの紫色の花も咲いていました。花は、その名のように兜(かぶと)のような形をしています。 |
ミヤマオダマキ カラマツソウ | ||||
|
||||
山地には園芸種オダマキの野生のミヤマオダマキが咲いていました。 白い花のカラマツソウも山林沿いの草地でよく見つかりました。山地高原の夏の野の花です。 |
クガイソウ クルマバヒヨドリバナ | |||||
|
|||||
紫色の長い穂の花、クガイソウは、ひときわ山野で目立ちます。 クルマバヒヨドリバナは、その名のように、輪状の葉で白い花がいっぱいに咲いていました。いずれも虫たちの吸蜜源になっています。 |
マルバダケブキ シシウド | ||||
|
||||
まるい大きな、まるでフキのような葉があり、茎の上には黄色い花をつけるマルバダケブキも、山地の野草です。 かさ状の白い花がいっぱいの大きなシシウドも虫たちの絶好の吸蜜源です。 |
クルマユリ ウバユリ | |||||
|
|||||
高山の山道にオレンジ色の鮮やかなユリの花を発見、葉は車のように輪状のクルマユリでした。 また、白い地味な花で大きな葉のウバユリも林のふちで咲いていました。 |
センジュガンピ ギンリョウソウ | ||||
|
||||
山道で白い小さな、まるでナデシコのような花を見つけました。図鑑で調べてもわからないので科学技術館・植物の講師の横山先生にお見せしたところ、これはナデシコ科のセンジュカンピという花であることを教えていただきました。 山道の途中で白い植物を見つけました。葉緑素をもたず、落ち葉などから養分をとるギンリョウソウでした。 |
『自然と友だち』バックナンバーはこちら 『北の丸公園の自然HP』バックナンバーはこちら 『自然との出会いHP』バックナンバーはこちら |