日だまりに咲く野の花 |
咲きそろう木の花 |
ジンチョウゲ |
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ナズナ フキノトウ |
舞い始める初春の蝶 |
はい出して来たテントウムシ |
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目をさまして産卵するカエル |
野鳥たち |
ムクドリ |
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日だまりに咲く野の花 | ||||
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青い小さな花が一面に咲いていました。これはおなじみのオオイヌノフグリです。黄色いタンポポも目をひきます。 ホトケノザの紫色の花もよく見られます。身のまわりの野草の花をみつけてみましょう。 |
咲きそろう木の花 | |
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マンサクの黄色い花がいっぱいに咲いています。 春になって「まず咲く」というところからこの名があると言われます。 桜の仲間では早咲きの種類のカンザクラ、カワヅザクラも咲きそろっています。 |
ジンチョウゲ | |
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とてもよい香りがするジンチョウゲの花も咲き始めています。花の近くでこの香りをかいでみましょう。まさに春の香りです。 この花にはやがて、蝶やアブ、ハチなどいろいろな虫がやってくることでしょう。 |
ナズナ フキノトウ | |
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ペンペングサという名まえを聞いたことがありますか。この野草の正式名はナズナです。早くも白い花をいっぱいつけています。 花がおわると三角の形の実がつきます。これをふると音がするのでペンペングサの名前があるようです。 フキノトウは天ぷらにして食べるとおいしいです。これはフキの花で、土から出たばかりの花の芽が食べ頃です。 |
舞い始める初春の蝶 | |
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川の土手でひらひら舞う蝶に出会いました。 この蝶はモンキチョウで、冬の間は食草のシロツメクサやレンゲなどの葉に幼虫の姿で、少しずつ葉を食べて過ごしているのです。 そして早くも蛹となり、東京近郊では羽化します。 暖かい日(15℃前後)には元気よく飛びまわります。 早春一番に見られるので、成虫で冬越ししたのではと思われ、昔はオツネン(越年)チョウなどの名もついていました。 |
はい出して来たテントウムシ | ||||
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冬のあいだ、石のすき間にへばりついていたキイロテントウも暖かい日にははい出して来ます。日だまりにハナアブもみつけました。 このように成虫の姿でかくれて冬越ししている虫は暖かい日には動き出してくる姿を見つけることができます。 |
目をさまして産卵するカエル | |
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冬のあいだ、土の中やかれ葉の下などで冬眠していたカエルたちも目をさまし、産卵します。里山にすむヤマアカガエルは早いときは1月下旬〜2月上旬に産卵します。今年は寒さ厳しく少しおくれて2月中旬頃産卵したようです。 皆さんも近くの池などでカエルの卵をさがしてみましょう。 |
野鳥たち |
撮影日: 2008年2月29日 撮影場所:埼玉県朝霞市 |
近くの川でカモに出会いました。遠く北国からやってきたヒドリガモ・コガモです。 ヒドリガモは川の土手に上り、日なたぼっこをしたり草を食べたりしていました。 小型のコガモは水面を気持ちよさそうに泳いでいました。あと1ヶ月もすると、そろそろ北国へ帰っていくでしょう。 |
ムクドリ | |
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川の土手でムクドリの群れがさかんに草間の土をつついていました。 きっとこの土手には、いろいろの虫や、草の種などがあるのでしょう。 空高くヒバリがさえずりながらはばたいている姿も見られました。 |
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