北の丸公園の自然
−第 52 号−
「どんぐりコロコロの北の丸公園」
公園には、いろいろなどんぐりが、コロコロころがっています。本号では、北の丸に見られるどんぐりを中心に、帽子(殻斗=かくと)の姿をもとにグループ分けして、ご紹介しましょう。
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殻斗に毛のような鱗片(りんぺん)が密生しているもの:クヌギ・(付録 カシワ)
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殻斗にうろこのような鱗片(りんぺん)が密生しているもの:コナラ・
ミズナラ・ウバメガシ・マテバシイ
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殻斗に輪のような線が見られるもの:アカガシ・シラカシ
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殻斗がどんぐりを包んでいるもの:スダジイ・ツブラジイ
※その他に見られる木の実の一部もそえておきます。
(アオギリ・イイギリ・カリン・エノキ・ムクノキ・クサギ・サンゴジュ・オオモミジ・ヤマモミジ・イロハカエデ)
皆さんのお越しをお待ちしています。
<どんぐりコロコロの北の丸公園>
クヌギのどんぐり
カシワのどんぐり
コナラのどんぐり
ミズナラのどんぐり
ウバメガシの
どんぐり
マテバシイの
どんぐり
アカガシのどんぐり
シラカシのどんぐり
スダジイのどんぐり
ツブラジイの
どんぐり
アオギリの実と種
エノキの実
ムクノキの実
イイギリの実
クサギの実
サンゴジュの実
カリンの実
オオモミジの実
ヤマモミジの実
イロハカエデの実
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<クヌギのどんぐり> 【ブナ科】
2005年10月8日 北の丸公園
山に生える落葉高木です(15〜20m)。炭を作るためによく植えられていました。
樹皮は灰褐色で、縦に深い裂け目が入っています。葉は枝に互生しています。クリの葉に似ていて、細長く、ギザギザ(鋸歯=きょし)の先が針のように尖っています(葉緑体がないので茶色っぽい色をしているところがクリと違う)。
花は、5月に雄花の長い花穂と雌花の小さい花穂を別々につけて咲きます。どんぐり(実)は、次の年の秋に実ります。
どんぐりは、大きな(約2cm)球形(先に柱頭が残っている)で、帽子(殻斗=かくと)は、反り返った太い毛のような鱗片(りんぺん)におおわれています。
名前は、「国木=くにき」から変わったといわれています。ほかに、「クリ似木」から変わったという俗説もあります。
(撮影:永井昭三)
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<カシワのどんぐり> 【ブナ科】
2005年9月22日 北の丸公園
山に生えている落葉高木です(10〜17m)。庭や公園にもよく植えられています。
枝には、厚くて大きな葉(10〜25cm)を互生しています。葉の縁には、大形の波のようなギザギザ(鋸歯=きょし)があり、 葉の裏は灰白色で、毛が密生しています。また、小さな点々(腺点=せんてん)も見られます。
花の時期は、5月頃で、雄花と雌花が別々に咲きます。
実は、秋に実ります。公園の木には見られませんが、写真に見られるような丸いどんぐり(約1.5cm)で、帽子(殻斗=かくと)には反り返った細長い茶褐色の鱗片(りんぺん)が密生しています。クヌギの鱗片より細く柔らかい感じに見えます。
名前は、「炊ぐ葉=かしぐは」から変わったもので、昔は食べ物を載せる葉はすべてカシワといっていました。
(撮影:永井昭三)
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<コナラのどんぐり> 【ブナ科】
2005年9月22日 北の丸公園
4〜5月頃、新しい枝のもとから雄花の花穂が垂れ下り、黄褐色の花が咲いていました。雌花は、新しい枝の上の方の葉の脇に1〜2つ開いていました。
今は、写真に見られるような円柱状の先が細く尖ったどんぐり(実)に育っています。実の下には、花を囲んでいた総苞(そうほう)が育った帽子(殻斗=かくと)が見られます。殻斗には、小さなぽつぽつ(鱗片=りんぺん)が密生しています。
このような形の殻斗をもっているどんぐりは、公園には、ミズナラ・ウバメガシ・マテバシイなどが見られます。鱗片の様子は、種類によって違います。
コナラについての記事は、メルマガ27号にもありますのでご覧下さい。
(撮影:永井昭三)
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<ミズナラのどんぐり> 【ブナ科】
2005年10月13日 北の丸公園
山に多い落葉高木です(20〜30m)。
太い茎に大小の枝を分けて茂っています。黒味を帯びた褐色の樹皮には、深い裂け目が見られます。
葉は、写真に見られるように、カシワより小形で薄く、枝先に集まって互生し、葉の柄(葉柄=ようへい)はほとんどありません。 葉の縁には、三角状の大きなギザギザ(鋸歯=きょし)があります。葉の裏の脈上には毛が生えています。
実は、写真に見られるように、濃い褐色の細長い(約2cm)どんぐりで、お椀(わん)のような帽子(殻斗=かくと)をかぶっています。殻斗の表面には、小さい三角状のぽつぽつ(鱗片=りんぺん)が密生しています。
名前は、木に水をたくさん含んでいて燃えにくいところからつけられたようです。
(撮影:永井昭三)
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<ウバメガシのどんぐり> 【ブナ科】
2005年10月13日 北の丸公園
暖かい地方の山や海辺に生えている常緑の低木〜小高木(5〜7m)です。
枝葉がよく茂ります。樹皮は黒褐色です。だ円形の厚い小さな葉(3〜5cm)を互生させています。小枝と短い葉の柄(葉柄=ようへい)には淡い褐色の毛が密生しており、葉の縁には小さな波状のギザギザ(鋸歯=きょし)が見られます。
花の時期は、5月で雄花と雌花が別々に咲きます。
どんぐり(実)は、卵形(1.5〜2cm)で、褐色に熟れると食べられます。帽子(殻斗=かくと)は、底が尖った皿形で、縁は薄く、表面には、先の尖った小さな突起(鱗片=りんぺん)がびっしり見られます。
名前の由来には、若葉が褐色なので、「姥芽=うばめ→姥女=老女」とつなげてウバメガシとしたのではないかという考えがあります。
(撮影:永井昭三)
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<マテバシイのどんぐり> 【ブナ科】
2005年9月22日 北の丸公園
6月の中頃、淡い黄褐色の雄花の穂が葉の脇から上に向かって伸び出ていました。雌花の穂も緑の軸を伸ばして小さな花をつけていましたが、この花は、実の赤ちゃんのままで冬を越します。
今、写真に見られるような褐色の長い卵形のどんぐり(実)は、昨年の花が実の赤ちゃんで冬越しをして育ったものなのです。帽子(殻斗=かくと)には、三角状の突起(鱗片=りんぺん)がカワラを重ねたように、びっしり並んでいます。鱗片には、灰褐色の微毛(びもう)が密生しています。このどんぐりは、湯がくと食べられます。
ウバメガシの記事は、メルマガ34号にもありますのでご覧下さい。
(撮影:永井昭三)
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<アカガシのどんぐり> 【ブナ科】
2005年10月6日 北の丸公園
宮城県より南の暖かい地方の山に多く生えている常緑の高木です(20〜25m)。
樹皮は灰黒色をしており、鬱蒼(うっそう)と茂っています。
葉は長い柄(葉柄=ようへい・1.5〜3cm)をもち、厚めで大きく(8〜15cm)、長いだ円形で、先が急に細くなって尖っています。
花は、5月頃に雄花と雌花が別々に咲きます。新しい枝の下の方には雄花(黄褐色)が長い穂を垂らしています。上の方の葉の脇には雌花(2〜4花)が開きます。雄花・雌花共に褐色の柔らかい毛をかぶっています。実(どんぐり)は次の年に実ります。
どんぐりは、写真に見られるような形をしており、帽子(殻斗=かくと)は、底の広いお椀形で、6〜7層の輪が見られます。褐色の綿毛におおわれています。
名前は、材木の色が赤みをおびているカシの木、という意味でつけられました。
(撮影:永井昭三)
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<シラカシのどんぐり> 【ブナ科】
2005年10月13日 北の丸公園
暖かい地方の山に生えている常緑の高木です(約20m)。関東周辺では、家の周りによく植えられています。樹皮は、灰黒色で割れ目は見られません。葉は、柄(葉柄=ようへい)のある長いだ円形(5〜12cm)で、先端は細まりながら尖っています。葉の裏は灰白色で、縁には半分より先の方にギザギザ(鋸歯=きょし)があります。
4〜5月頃、前の年に出た枝の先か葉の脇に雄花の穂を垂らして、黄褐色の花をたくさんつけ、新しい枝の先近くの葉の脇には雌花の穂(2〜4花つける)を出します。
どんぐり(実)は、写真に見られるように、ずんぐりしただ円形で、先にめしべの花柱が残っています。帽子(殻斗=かくと)には、8〜9層の輪(灰白色の微毛=びもうが生えている)が見られます。
名前は、材木の色が白いカシの木、という意味でつけられました。
(撮影:永井昭三)
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<スダジイのどんぐり> 【ブナ科】
2005年10月8日 北の丸公園
5月の中頃から6月にかけて、淡い黄色の雌花と雄花の花穂をつけていましたが、今年の雌花は、赤ちゃんの実のままで冬を越して来年の秋にどんぐり(実)になります。
したがって、写真に見られるどんぐりは、去年咲いた雌花が育ったものといえます。このどんぐり(約1.5cm)は、細長い円すい状の卵形で、先が尖っています。
帽子(総苞=そうほう)は、どんぐりをスッポリ包んでいますが、表面には、横に並んだ小さな突起が7〜8段見られます。実が熟してくると、3つに割れて、実がこぼれ出てきます。この実は、生でも食べられます。
スダジイの記事は、メルマガ31号にもありますのでご覧下さい。
(撮影:永井昭三)
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<ツブラジイのどんぐり> 【ブナ科】
2005年10月10日 北の丸公園
関東より西の温かい地方の山に生えている常緑の高木です(約25m)。
樹皮は、スダジイと違って幾分滑らかで灰黒色をしています。
葉は、スダジイに似ていますが、少し小さく(5〜10cm・スダジイは6〜15cm)、裏面は灰褐色(スダジイは淡褐色)をしています。
花は、5〜6月頃新しい枝の下の方に穂を立てて、淡い黄色の雄花をたくさんつけます。雌花は、雄花の穂より上の方の葉の脇に上向きの穂を出して、10〜20花をつけます。
どんぐり(実)は、写真に見られるように球形に近く(0.8〜1cm)、帽子(総苞=そうほう)は、実を包んでいますが、熟れてくると3つに割れて実は落ちます。
名前は、「つぶら=丸くてかわいこと」、ということからつけられました。
(撮影:永井昭三)
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<アオギリの実と種> 【アオギリ科】
2005年10月8日 北の丸公園
7月頃、枝先に淡い黄色の雄花と雌花が見られました。間もなく、雌花の方に緑のだ円形の実が放射状につきました。その一つひとつの実が割れて、今は、写真に見られるような姿に変身しています。
舟形のさやの縁についている丸い粒が種です。この種は、炒(い)ると食べられます。
アオギリの記事は、メルマガ38号にもありますのでご覧下さい。
(撮影:永井昭三)
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<エノキの実> 【イネ科】
2005年10月13日 北の丸公園
野山に生えている落葉高木です(15〜20m)。一里塚にも植えられていました。
樹皮は、灰黒色をしていて、ざらざらしています。葉(4〜10cm)は、先の尖っただ円形で、葉のもとは左右段違いになり、葉の先の方には、低いギザギザ(鋸歯)があります。3本の太い脈が目立ち、葉の面はざらつきます。
4月頃、淡い黄色の小さな花が雄花と雌花に分かれて咲きますが、今は、写真に見られるように、葉の脇に1つずつ小さな実(約7mm)をつけています。実が黄赤色に熟すと食べられます。実の中には、球形の褐色の種(約5mm)が1つ入っています。
名前の意味はよく分りません。夏の木陰が好まれるところから、木偏(きへん)に夏の字を組み合わせて、エノキと読んでいます。
(撮影:永井昭三)
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<ムクノキの実> 【ニレ科】
2005年10月13日 北の丸公園
関東より南の暖かいところに多く生えている、落葉高木です(15〜20m)。
樹皮は、淡い灰褐色で、老木になると、鱗(うろこ)状にはがれます。
葉は、先が長く尖った卵形で、薄く、裏と表にかたい毛が生えていてざらつきます。葉の縁には、先からもとまでギザギザ(鋸歯=きょし)があります。
4〜5月頃、黄褐色の小さな花が、エノキと同じように雄花と雌花に分かれて咲きますが、今は、写真に見られるように、葉の脇に長い柄(0.7〜0.8cm)のある球形の実(約0.8cm)を実らせています。黒く熟した実は食べられます。実の中には、黄色い種(約5mm・ざらついている)が1つ入っています。
名前の由来についてはいろいろ説がありますが、ざらざらした葉で木を磨いたことから、木工(ムク)の木という意味でつけられたのではないかといわれています。
(撮影:永井昭三)
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<イイギリの実> 【イイギリ科】
2005年10月8日 北の丸公園
5月頃、雌の木の枝先に緑黄色の花の集まりが、房のように垂れ下っているのが見られました。
今は、写真に見られるような、長い柄に支えられた橙(だいだい)色の実(0.8〜1.2cm)を房状につけていて、きれいです。
実のなかには、80粒余りの種が入っています。
アオギリの記事は、メルマガ31号にもありますのでご覧下さい。
(撮影:永井昭三)
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<クサギの実> 【クマツヅラ科】
2005年10月8日 北の丸公園
8〜9月頃枝先に、赤みを帯びたがくから、長く突き出した花筒の先が5つに裂けて、平らに開いた白い花がきれいでした。
2ヵ月後の今、写真に見られるように、あの時のがく片が星型に開いて、その真中に、藍(あい)色の実が熟しています。
この実は、染料に使われます。実の中には、表面に網目模様のある小さな(5〜6mm)種が、4つ入っています。
クサギの記事は、メルマガ42号にもありますのでご覧下さい。
(撮影:永井昭三)
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<サンゴジュの実> 【スイカズラ科】
2005年10月8日 北の丸公園
6月頃、枝先に、白い花をたくさんつけた花の穂が見られました。
今は、写真に見られるような、赤サンゴのような色をした艶(つや)やかな丸い実(0.7〜0.8cm)が鈴なりについて房をつくっています。
実の中には、両端が細く尖った卵形の種が1つ入っています。種は赤褐色をしており、表面には網目模様が見られます。
サンゴジュの記事は、メルマガ34号にもありますのでご覧下さい。
(撮影:永井昭三)
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<カリンの実> 【バラ科】
2005年10月8日 北の丸公園
4〜5月頃、枝先に1つずつ上向きにピンクの花が咲いているのが見られました。
今は、写真に見られるような青りんごのような長いだ円形の実(10cm内外)がなっています。やがて、黄色く熟して、よい匂いを発散させてくれることでしょう。
実は、大変かたく、酸味が強いので、生では食べられませんが、輪切りにして干したものを煎じたり、蜂蜜につけたりして、咳(せき)止めに利用している人がいます。また、ジャムやお菓子にも利用しています。
カリンの記事は、メルマガ27号にもありますのでご覧下さい。
(撮影:永井昭三)
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<オオモミジの実> 【カエデ科】
2005年10月14日 北の丸公園
全国の山に生えている落葉高木です(10〜15m)。庭や公園などに植えられているものも多く見られます。
カエデの仲間は、全て、葉が対生しているのが特徴です。葉はヤマモミジと同じ位の大きさで、葉の切れ込みも7〜9裂していますが、葉の裂片は少し広く、葉の縁には細かくそろったギザギザ(鋸歯=きょし)があるところが違います。
花は、4〜5月頃若い枝の先に暗赤色の花が垂れ下るように咲いていましたが、今は、写真に見られるような大きな実をつけています。実には羽のようなもの(翼=よく・約2cm)がついており、二つの実がほぼ水平に近い形でくっついています。
名前は、葉がイロハカエデやヤマモミジに似ているが、この2種より大きな実がなるところからついたものかと思われます。
(撮影:永井昭三)
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<ヤマモミジの実> 【カエデ科】
2005年10月14日 北の丸公園
日本海側の雪の多い地方の山に生えている落葉高木です(5〜10m)。イロハカエデやオオモミジと共に、庭や公園などにもよく植えられています。
葉は、イロハカエデより少し大きく、手の平形に裂けた裂片も少しふくらんだ感じに見えます。裂片の数は、5〜9裂とまちまちですが、7つくらいのものが普通のようです。葉の縁にあるギザギザ(鋸歯=きょし)も不そろい(重鋸歯=じゅうきょし)です。
花は、4〜5月頃若い枝の先に薄紅色の小さな花を(雄花と両性花が混じっている)開いていましたが、今は、写真に見られるように、イロハカエデより大きな、羽(翼=よく・約2cm)を付けた実を二つつけたものが、吊り下がっています。
名前は、山に見られるモミジという意味でつけられたものです。
(撮影:永井昭三)
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<イロハカエデの実> 【カエデ科】
2005年10月14日 北の丸公園
福島より西の地方の山に生えていますが、庭や公園などにもよく植えられている落葉高木です。(10〜15m)
葉は、ヤマモミジやオオモミジなどより小さく、手の平形に5〜7裂しています(3.5〜6cm)。葉の縁のギザギザ(鋸歯=きょし)は大小不規則です。(重鋸歯=じゅうきょし)
花は、4〜5月の頃若い枝先に濃い紅色の小さな花(雄花と両性花が混じっている)を咲かせていましたが、今は、写真に見られるような羽(翼=よく・約1cm)のある実を二つくっつけたものが見られます。
名前は、7裂する葉の裂片を「い・ろ・は・に・ほ・へ・と」と七つ数えるところからつけられたといわれています。
(撮影:永井昭三)
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